【Google AdSense】再開1週間後に2度目の空白に

15日間におよぶアドセンス広告の空白期間を終え、広告の運用が再開されました。
ところが、1週間後にはアドセンス広告の空白が再発。
前回同様、PCサイトだけではなくスマホサイトでもその現象が生じています。
今回は、再度アドセンス広告が空白になった原因や再発防止のために考えたことについてお話します。
はじめに

「広告枠が空白になる」というペナルティー期間を終え、アドセンス広告の運用が再開され安堵したのも束の間。
再開から1週間後の 2021年9月10日。
この日から再びアドセンス広告が空白になりました。
前回の経験が活かされ(?)、おおよそのペナルティー期間の目安を知っていたということもあり、今回は不安な気持ちが軽減されました。
原因についても前回のような憶測ではなく明確なものであり、ペナルティー期間を冷静に耐え忍ぶことができました。
前回のアドセンス広告の空白体験について気になる方は、下記の記事をお読み下さい。
アドセンス広告再開までの流れ
広告画像の一部が表示される

2021年9月10日。
この日から再びペナルティー期間の始まり。
それから1日1回は本ブログサイトをチェックし、アドセンス広告が再開されていないかの確認を行いました。
2021年9月20日。
この日、日課のように確認していた広告枠に変化が。
一見何もないように見える広告枠ですが、右上に広告画像の断片のようなものが表示されています。
本来であれば、この日をもってペナルティー期間が終了しアドセンス広告が表示されるはずが、Googel側のプログラムのエラーにより広告画像に不具合が生じているのではないかと考えました。
その不具合の原因がどうであれ、もうしばらく待つことにしました。
前回と同程度のペナルティー期間

2021年9月22日。
広告画像の不具合から2日ほど経過したこの日、アドセンス広告の表示が再開されました。
9月10日から再開当日まで数えること12日間の広告停止。
前回のペナルティー期間が "15日間" であり、今回が "12日間" とほぼ同程度であることを考えると『不正行為』の度合いも同程度のものではないかと推察しました。
今回の原因について
ペナルティー期間が始まる前日の 2021年9月9日。
2記事の新規追加および1記事の更新、記事一覧画面のページ遷移に関するプログラムの一部変更を実施。
そのため「画面上に問題はないか」と目視によるチェックも行いました。
回数にして10回程度、表示される記事の内容やページ遷移の動作確認のために細目に画面を移動。
時間にして1画面あたり数秒~10数秒ほど表示させては次の画面へと遷移しました。
その作業の最中、おかしな挙動に遭遇しました。
画面をチェックすること8~9回目あたり。
それまでは広告画像が表示されていた広告枠が突然空白に。
慌ててリロードを実行してみると、元通り広告画像が表示されました。
それから、翌日には2度目のペナルティー期間に突入することになりました。
今回は、画面操作中におかしな挙動が確認されたこともあり、これらの行為が原因になったと考えています。
もしかして私は不正行為対象者?
前回のように数10記事に対してリロードを連続で実行することは "不正行為" と取られても仕方ありません。
しかし、今回は数秒~10数秒とはいえ10回程度の画面遷移。
目次である『記事一覧』画面であれば、短時間かつ10ページ程度の画面遷移は閲覧者の動きとして考えられることです。
もし、今回のような行為が不正対象であれば、記事一覧画面のページ数が増えることにより再発する可能性は高まるでしょう。
これは通常の『ペナルティー』とは考えにくいです。
ここからは私の憶測になりますが、Googel側の仕様として不正行為を行った閲覧者は一時的に『監視対象』となっているのではないでしょうか。
今回のアドセンス広告が空白になる事象については、前回のペナルティー期間が明けてから1週間後の出来事。
どれほどの日数かは分かりませんが、アドセンス広告が再開されても対象者を一定期間監視。
「完全な不正行為」という判断ではなく、「不正行為の傾向が見られる」といった比較的軽度の行為でもペナルティーを実行する。
再度の不正行為により被害が大きくなる前に未然に防止することを目的としているように思われます。
再発防止のために心掛けること
画面確認は慎重に

私がこのサイトを運営する際、今皆さんが閲覧しているサイトを『本番環境』、自宅のPC上に構築した作業用の環境を『テスト環境』として使い分けています。
サイトを構成するプログラムに関するファイルや個別の記事をテスト環境にて作成および動作や内容の確認を行った後、本番環境へそれらを移すことでブログを公開する仕様になっています。
テスト環境にてチェックは行っているため、本番環境に移した後も念入りにチェックする必要はありません。
しかし、世の中に作成した記事を公開するにあたり、どのように人の目に触れられるのか実際の環境で確認したくなるのも人情というもの。
今後の運用方針として、本番環境におけるチェックについては1日5画面までに止めたり、10画面を超えるようなチェックが必要な場合は数日に分けるといった画面遷移に制限を設けることにしました。
また、前回のように頻繁にリロードが必要になる作業についてはテスト環境にて完結させ、本番環境でのチェックは極力減らすことで対応します。
アドセンス広告の運用見直しも視野に
今回のように10回程度の画面遷移でアドセンス広告の空白が今後も発生するようであれば、アドセンス広告の運用自体を見直す必要があります。
先述したように、記事一覧画面であれば閲覧者が目的の記事を探すために数秒かつ複数のページ移動を行うことは想定される動きです。
その動きに対してGoogel側からペナルティーを頻繁に受けるようであれば、記事一覧画面上での広告掲載を中止し、個別の記事内のみでのアドセンス広告の運用を実施しなければなりません。
いずれにせよ、今後の動向を見守ることになります。