2023年 5月29日(月)
作成日:2021-01-02

ブログを始めたわけ ~目指せ『脱・会社勤め』~

パソコンとブログのイメージ画像

新たな地に居を構えて2年目。

"リモートワーク" やら "副業" といった言葉が定着しつつある昨今。

満員電車に揺られ疲弊していく日々から脱却すべく、世間の流行に疎い私でも「自宅で稼げる方法を模索しよう」と決意。その中で注目したのが『ブログ』でした。

今回は、私がブログを始めた経緯についてお話します。

職を失うも新たな挑戦へ

中古物件を購入し住み始めてから4か月が経ったころ。

貯金の大半を使い果たし、心もとない懐事情から仕事探しを決意。
都心まで通わずとも近場にてWEB系エンジニアとして就職することができました。

それから10ヶ月。職場環境や仕事にも慣れ、生活の基盤を築いている最中に "例の" 騒動に見舞われました。

コロナ禍により失業

新型コロナウィルスのイメージ画像

派遣社員として開発業務に携わっていましたが、2020年初めごろから新型コロナウィルスによる世界的な感染が報道され始めました。

その頃の勤務先では、「国内で感染が広がっても人口が密集している都内のみだろう」と正に『対岸の火事』のような扱いでした。

それから数ヶ月。皆さんもご存じの通り、都内や大都市だけではなく近隣、そして全国へ広がっていきました。

私の契約期間は3ヶ月単位で更新されており、4月期の契約延長は滞りなく締結されました。

それから次回の契約までの期間、勤務先では正社員の突然の移動やボーナスの有無など、コロナ禍による影響が出始めていました。

そのような中で迎えた7月期の契約交渉。
案の定、次回の契約は打ち切られ、6月30日を最後に無職となりました。

都内への通勤は『保険』

以前、移住先の条件として "都心が通勤圏内" と挙げました。
それは、エンジニアとしての技能を活かす場を確保するための『保険』です。

コロナ禍による昨今、リモートワークが定着すれば私の仕事は都心のオフィス街へ出向かなくても自宅でもできます。

また、インターネットを活用した副業も自宅勤務で得られる収入源になります。

幸か不幸か、現在の私には "持ち家" があることで住み家や家賃の心配はせず、低収入でも質素であれば暮らしていけます。

それならば、ネットを利用した商売で生活費と自由な時間の確保を行い、得られた時間を "ものづくり" に費やすことができる。
正しく理想とする『隠居生活』です。

このように自宅で得られる『収入源』が現実のものになる可能性があるのであれば活用しない手はありません。

なぜブログを副業に選んだのか

パソコンを使った調査のイメージ画像

職を失ったことを前向きに捉えると、"新しいことを始めるための時間が豊富にある" ということです。

まず最初にネット副業についての調査から。

副業について調べていると、「ネット副業の稼ぎが多いから本業にした」といった内容をよく目にします。

私の場合、副業で大金を稼ごうとは考えていませんし、そんなに甘いものではないはずです。

今回の副業は、サイトを運営することで得られるノウハウを蓄える場であり、考案した技術を試す実験の場でもあります。

また、試行錯誤した結果、収益が増える過程が面白そうであり、"生活費の足し" 欲を言えば少額でも貯金ができればという淡い期待もあります

インターネットを活用した副業とは

調べてみると、インターネットに関する知識とパソコン1台あれば手軽に始められるものから、実務経験や専門知識がなければ難しいものまで、様々な種類があります。

話題の副業や気になるものを以下に挙げてみましたが、拘束時間の長さや好みの問題から "ブログ" 一択という結果になりました。

webサイト作成・システム開発
目を引くデザイン重視のサイトや業務内容に応じた独自のシステムをプログラミング言語を駆使して実現する。

せどり・転売
商品を安く仕入れて、その商品をネット上で販売。その差額が収益になる。

動画作成
YouTubeに代表される動画共有プラットフォームを利用し、広告収入を得る。

まとめサイト
特定のジャンルに絞り込みまとめた "道しるべ" 的なサイトを運営。広告収入が収益となる。

ペラサイト
特定の商品のみを宣伝する1画面の特集ページを運営。ページを大量に運用することで広告収入が見込める。

ブログのメリット・デメリット

ブログの始め方を調べている際、「ブログは時代遅れ」といったような内容をよく目にしました。

それは、SNSや動画投稿が台頭してきていること、それらによる広告収入の収益化のほうが効率が良いためです。

しかし、ブログに興味を持って個人サイトに訪れる方は "読む" という労力を惜しまない方であり、記事内容に納得して広告を見る方だと想定しています。

その労力を惜しまない方に対し、ニーズにあった記事や適切な広告を掲載することで収益のチャンスがあると見込んでいます。

また、ブログは自分の体験談や価値観、サイトデザインによるビジュアル的に個性豊かな世界観も発信できるため、他者とは比較的差別化し易く「自分のメディアを育てる」という楽しみもあります。

以下、私の目的の1つが収益化であるため、有料ブログによる運用を対象にしています。

メリット

・自分のペースで運用できる。

・少額の資金で始められる。

私にとって最大のメリットは、空いた時間を利用して記事を書くことにより収入が得られる点です。
先述しましたが、理想とする『隠居生活』を実現するにはこれほど理にかなった副業はありません。

また、パソコン1台と少額(月々1000円程度)で始められることもメリットです。

デメリット

・検索エンジンの仕様変更により収益が左右される。

・ブログサイトを開設してから収益が出るまで時間がかかる。

・記事の鮮度を保ち続ける。

アフィリエイトの仕組み上、Googleなどの検索結果の上位に記事を表示させ利用者を増やさないと収益が望めません。

そのため、記事を上位に表示させる方法(SEO)を駆使し、常に上位に表示されるよう意識する必要があります。

検索エンジンとアフィリエイトの間には密接な関係があるため、検索エンジンのご機嫌(仕様)に振り回されることが最大のデメリットです。

検索エンジンの仕様が大幅にアップデートされることにより、これまでに積み上げてきたSEO対策もリセットされる恐れもあります。

また、ブログサイト開設当初は渾身の記事を上げても検索エンジンには反映されず、検索順位の上位に記事のタイトルが表示されるまで3~6ヶ月はかかるため、収益も遅れて発生します。

そして、利用者を飽きさせないためにも、検索エンジンに信頼を与えるためにも常に新鮮な記事を書き続けなければなりません。

そのため、ブログサイトを運営していくためには、「書き続けることが苦にならない」という素養が必須だと思います。

怪しさ満載? アフィリエイトの世界

"アフィリエイト" とは、インターネット上での広告収入(主に成果報酬型)の仕組みです。
「ブログで稼ぐ」=「アフィリエイトで稼ぐ」と定義しても過言ではありません。

インターネットの世界を生業の場している関係上、"アフィリエイト" という言葉はよく耳にしていました。しかし、技術志向の強い私は運用による収益の仕組みについてはまるで無頓着でした。

それもあって、ネット上に流れる成功者のアピールに胡散臭さを感じていました。
例えば、「パソコン1台で月●00万円」とか「総額●億円稼いだ」とかよく目にする文言です。

ブログ記事を書くライターや編集者を外注し人海戦術で手広く組織的に運営するならば個人でも可能だと思います。

しかし、一昔前に流行したいわゆる『裏ワザ』を駆使して荒稼ぎをしていた時代とAIの性能が向上し活躍する現在とでは状況が違います。

そのような背景もあり、個人がこれから参入してその金額に達することについては疑問です。

ただ、生活費の足し程度といった少額であれば私にもチャンスはあるはずです。

記事内容に沿った広告を掲載したり、体験談を基に商品を宣伝することで収益に繋がるのではないかと考えています。

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