2021年 10月18日(月)
作成日:2021-03-25

自宅からできる確定申告 ~e-Taxについて~

e-Taxのイメージ画像

コロナ禍であるため、外出自粛を余儀なくされるこのご時世。

確定申告もなるべく自宅から済ませるべきなのでしょうが、PCからの手順が煩雑であったため、今回は断念。

申告会場にて確定申告を行いましたが、PCからの入力操作が思っていた以上に簡単でした。
「これなら自分でも申告できる」と自宅からの申告方法に興味を持ちました。

今回は、自宅のPCから確定申告を行う方法についてお話します。

はじめに

移住して初めての確定申告は特設会場に足を運び、申告書を作成しました。

その際、対応した職員から自宅で確定申告を行う方法について聞いていました。

その職員によると、申告会場で使用したPCの操作と同じものであり、自動計算により出力された申告内容を書面にして郵送するかインターネット経由で送信するかの違いだそうです。

次回、確定申告を行う機会があれば自宅から申告できるよう、私自身の備忘録も兼ねて作成手順を下記にまとめました。

確定申告書の作成方法

画面:作成コーナートップ

自宅から確定申告を行う場合は『国税庁 確定申告書等作成コーナー』を利用します。

国税庁 確定申告書等作成コーナー

ただし、使用するPCまたはスマートフォンが推奨環境(OS・ブラウザ・PDF閲覧ソフトなど)を満たしていること、利用規約に同意することが条件になります。

PCによる申告書の作成方法については、今回確定申告した内容を例に画面操作の手順を記載します。
条件は以下の通りです。

・源泉徴収票は1社のみ

・所得税に関する申告のみ

・給与以外に申告するものはない

・申告書は新規で作成する

画面操作

画面:税務署への提出方法の選択

-画面①- 作成コーナートップ
[ 作成開始 ] ボタン押下。

-画面②- 税務署への提出方法の選択
[ 印刷して提出 ] を選択。

-画面③- 申告書等印刷を行う前の確認
[ 利用規約に同意して次へ ] ボタン押下。

画面:作成する申告書等の選択

-画面④- 作成する申告書等の選択
[ 令和2年分の申告書等の作成 ] を押下し、[ 所得税 ] を選択。

-画面⑤- 入力方法選択
[ 作成開始 ] ボタン押下。

画面:申告書の作成をはじめる前に

-画面⑥- 申告書の作成をはじめる前に
[ 申告される方の生年月日 ] と [ 申告内容に関する質問 ] を入力し、[ 次へ進む ] ボタン押下。

画面:収入金額・所得金額の入力

-画面⑦- 収入金額・所得金額の入力
[ 給与所得 ] の [ 入力する ] ボタン押下。

-画面⑧- 源泉徴収票の入力
[ 書面で交付された年末調整済みでない源泉徴収票の入力 ] の [ 入力する ] ボタン押下。

画面:給与所得の入力

-画面⑨- 給与所得の入力
[ ①支払金額 ][ ②源泉徴収税額 ][ ③社会保険料等の金額 ][ ④支払者 ] に源泉徴収票の内容を入力。 [ 入力内容の確認 ] ボタン押下。

今回は源泉徴収票が1部のみであり、他の項目に入力することがないため、下記のページは確認のみで飛ばしても問題ありません。

-画面⑧- 源泉徴収票の入力
[ 書面で交付された年末調整済みでない源泉徴収票の入力 ] の表示内容を確認。[ 次へ進む ] ボタン押下。

-画面⑦- 収入金額・所得金額の入力
[ 給与所得 ] の表示内容を確認。[ 入力終了(次へ)] ボタン押下。

-画面⑩- 所得控除の入力
[ 社会保険料控除 ] の表示内容を確認。[ 入力終了(次へ)] ボタン押下。

-画面⑪- 税額控除・その他の項目の入力
[ 入力終了(次へ)] ボタン押下。

-画面⑫- 計算結果確認
還付される金額を確認。[ 次へ ] ボタン押下。

画面:住所・氏名等入力

-画面⑬- 住所・氏名等入力
還付される金額を確認し、[ 受取方法の選択 ][ 住所・氏名等の入力 ] を実行。[ 次へ進む ] ボタン押下。

※ 住所入力の際、[ 郵便番号から住所入力 ]を実行すると、提出先税務署まで自動選択してくれます。

-画面⑭- マイナンバーの入力
マイナンバーを入力し、[ 次へ進む ] ボタン押下。

印刷して郵送

申告書を郵送する場合は、下記画面からPDFファイルをダウンロードし、自宅のプリンターかコンビニなどのプリントサービスでA4サイズの紙面に印刷する必要があります。

画面:申告書等印刷

-画面⑮- 申告書等印刷
[ 帳票表示・印刷 ] ボタンを押下し、PDFファイルをダウンロード。[ 次へ進む ] ボタン押下。

-画面⑯- 申告書を印刷した後の作業について
内容を確認し、[ 終了する ] ボタン押下。

これで申告書の作成は終わりです。
郵送する場合は下記のような別作業を行います。

(1) 捺印
印刷した『確定申告書B第一表』の氏名欄右に捺印します。

(2) 本人確認書類の添付
印刷した『添付書類台紙』に本人確認書類の写しを添付する必要があります。
※ 源泉徴収票の添付は不要です。

ここで述べる本人確認書類とは、下記①または②を指します。
① マイナンバーカードの裏表面の写し
② 番号確認書類+身元確認書類の写し

番号確認書類

・通知カード

・住民票の写しまたは住民票記載事項証明書

などのうちいずれか1つ

身元確認書類

・運転免許証

・公的医療保険の被保険者証

・パスポート

・身体障害者手帳

・在留カード

などのうちいずれか1つ

(3) 封筒の準備
郵送のため、A4サイズの紙面が入る封筒と切手を準備します。

また、控用の申告書に収受日付印が必要な場合は、控用の申告書も同封し、所要額の切手を貼り付けた返信用封筒も同封します。

e-Taxの利用方法

e-Taxとは

画面:税務署への提出方法の選択

e-Tax(イータックス。正式には『国税電子申告・納税システム』)とは、国税に関する各種手続きをインターネット経由で行うことができる国税庁が運営するオンラインサービスです。

確定申告で利用する場合は、"マイナンバーカード方式" または "ID・パスワード方式" でログインし、前述の画面操作とほぼ同様に申告書を作成。

その後、作成した申告データをインターネット経由で税務署に送信します。

マイナンバーカード方式 について

ICカードリーダライタのイメージ画像

マイナンバーカードが手元にあれば、PCにICカードリーダライタを接続して利用者情報を読み取り、e-Taxを利用することができます。

ここで使用するICカードリーダライタは各自で用意します。
家電販売店やインターネット通販サイトなどで売られており、1000~3000円ほどの価格で購入できます。

また、スマートフォンからも利用することができます。

その場合は、マイナンバーカード読み取り対応の機種であること、専用アプリのインストールが必要になります。

ID・パスワード方式 について

ID・パスワードを使用してe-Taxを利用する場合は、事前にe-Tax用IDとパスワードを登録しておく必要があります。

登録するには、管轄する税務署にて利用届出が必要です。

その際、本人確認書類(運転免許証など)を用意し、職員との対面による本人確認が行われた後に登録情報が記載された『ID・パスワード方式の届出完了通知』がその場で発行されます。

ID・パスワードを使用すると確定申告の際、PC・スマートフォン問わず利用することができます。

ここで注意しなければならないことは、この方式はマイナンバーカードが普及するための暫定的な対応であるため、将来も利用できるとは限らないということです。

【 記事一覧 】へ戻る